2014年11月6日木曜日

FileMakerを始める人がまず何をすればいいのか?

FileMaker(ファイルメーカー)は非常に便利なツールで、
最大の特徴は、開発の専門的な知識がなくてもソリューションを作成できることです。

※ソリューション=さまざまな物事、ビジネス、サービスにおける問題、課題を解決するためのコンピュータシステムおよびサービスの総称(Wikipediaより引用)。

私はAccessでの経験が多少あり、特に何かを勉強してからFileMakerを使い始めたわけではありません。

もともとPCの操作には慣れていて、ExcelやAccessといったソフトをある程度使っている方にとって、FileMakerのソフトの使い方自体は難しいものではありません。

また、あまりAccessやExcelの習熟度が高くない人でも、出版されている本などを見れば使い方を把握することはできます。

私がいろいろな仕事上でいろいろなソリューションを開発していくうえで、もっとも不足していると感じた要素は、情報処理の基礎でした。

FileMakerはパフォーマンスに問題があるような印象をもたれる方もいると聞きますが、
それも、情報処理の基礎やFileMakerのソフトの使い方ではなく、FileMakerの仕様を理解しないといけません。

FileMaker以外に世の中にはデータベースがいくつもあります。
MySQL、SQL Server、Oracle DBなど。

これらの開発をされる方はプロの方で、専門的な知識を身につけられています。


どんなソフトにもいい使い方、好ましくない使い方というものが存在します。
FileMakerもしかりです。

手軽で、誰にでもというのは、入り口を広くしているからであって、今日すぐにプロと同じパフォーマンスを発揮できるものが作れるというものでは決してありません。

入り口が広いので、誰もが入ろうとするが、しっかり学んでいくことは重要です。

しかし、FileMakerのいいところは、プログラミングやシステム開発の知識のない人でも入っていけるという点です。入り口に入ったら、ソフトの使い方だけではなく、ノウハウや仕様、情報処理の知識を学んでいきましょう。

また、FileMakerには認定デペロッパ制度もあります。近くの認定デベロッパに支援を頼んでみるという方法もあります。

ちょっと長くなりそうなので、続きは次回へ。