2015年6月3日水曜日

FileMaker Pro+Goで行う在庫管理システムを作ってみる Part5

FileMaker Pro+Goで行う在庫管理システムを作ってみるの第5弾です。

以前の記事はこちら↓

FileMaker Pro+Goで行う在庫管理システムを作ってみる Part1

FileMaker Pro+Goで行う在庫管理システムを作ってみる Part2

このソリューションでは、商品や棚にバーコードを貼り付け、それをスキャンすることで商品を識別し、実在庫数を入力し棚卸をします。

というわけで、どこかでバーコードを印刷したりするようにしなくてはいけません。

バーコードフォントというのがあり、入力した数値などをバーコードとして表示してくれるフォントがあります。

https://www.technical.jp/barcode/font/で無償配布されていますので、そちらを使わせていただきます。(Windowsのみのようです)

ここではCODE39という簡単なものを使用します。

インストールはいたって簡単で、ダウンロードしたファイルをダブルクリックで開いて、「インストール」を選択するだけです。

バーコードにはスタートコードと、ストップコードというのがあります。CODE39の場合は「*」です。これを商品コードの前後につけます。これを読み取ると商品コードを読み込んでくれます。

商品マスターをちょっと改造

バーコードを印刷できるようにするために、商品マスターに商品コードをバーコードで読めるようにするためのフィールドを作成します。

このフィールドには自動計算値入力で、

"*" & 商品コード & "*"

としました。このフィールドをCODE39のフォントでレイアウト上に表示するとバーコードになります。


レイアウトはこんな感じになります。

ブラウズモードで見るとこんな感じ

これを印刷して、貼っておけば、これをスキャンするだけで入力ができるようになります。

次回はいよいよスキャンするスクリプトを配置したり、レイアウトを調整していきたいと思います。