2016年11月30日水曜日

FileMaker Cloud(ファイルメーカークラウド)

こんにちは!

カンファレンスでも発表がありました、FileMaker Cloudです!

アマゾンが提供するクラウド上のサーバー提供サービスのEC2というもので、FileMaker Serverが利用できるサービスのようです。

……ようです。というのもの、まだ、EC2でも使用できるリージョン(サーバーの場所)がアメリカなど一部に限られ、日本のリージョンではまだ提供されていないからです。

ちょっと覗いてみたところ、

通常、EC2のインスタンス(サーバー)を作成し、リモートデスクトップを開いて、FileMaker Serverをインストールして……という作業が必要なところ、

EC2のウィザードだけでFileMaker Serverが利用できるようになるもののようです。

しかも、以前は最も簡単な方法でも、FileMaker Serverのライセンスの年間ライセンスを購入して、当然自分で直接お金も払う必要がありました。

なんと、AWS(アマゾンウェブサービス)が代行で管理してくれる感じなので、ライセンスをEC2のインスタンスと同じように、使った分だけ払えばいいだけなので、AWSにインスタンスの料金と一緒に請求さるようです。

非常に楽ですね。

価格が気になるところなので、少し調べてみました。

リージョンが違うので、日本リージョンでは違う可能性もあります。

5ユーザーライセンスの場合、1時間あたり0.99ドルライセンス料としてかかるようです。

英語が得意ではないので、よくわかりませんでしたが、短期間の場合はこの料金だけど、上限が年間888ドルになる? というような感じでした。

ちなみに直接FileMakerから年間ライセンスを購入すると96,000円です。

888ドルは1ドル=110円換算で97,680円なので、ほとんど変わりません。当たり前ですよね。

クラウドにFileMaker Serverを運用する敷居が下がってくると思いますので、便利になってきますね!

---追記-----
クラウドは、FileMaker Serverの機能を完全に有しているわけではなく、カスタムWeb公開など一部の機能は使えません。