今日は、iPadやiPhoneでホーム画面のアイコンからFileMaker Serverなどにホストされているデータベースにアクセスする方法です。
これはWebクリップといって、FileMakerだけではなく、通常のホームページなどにホーム画面のアイコンから直接アクセスできる機能です。
ホームページの場合は、SafariからWebクリップをさせたいホームページにアクセスし、「ホーム画面に追加」を使い、行います。
FileMakerの場合は、「iPhone構成ユーティリティ」を使います。
iPhone構成ユーティリティはAppleのサイトからダウンロードすることができます。
Webクリップの項目にホストされているデータベースのパスを入力し、
構成プロファイルを出力、メールなどでiPadやiPhoneに送り、この構成プロファイルをインストールします。
すると、ホーム画面上に直接アクセスできるアイコンが作られます。
詳しい方法はまた紹介できればと思いますが、
例えば、192.168.0.222 というアドレスのFileMakerに note というデータベースがホストされているとします。
fmp://192.168.0.222/note
というアドレスを登録するとアクセスできます。
このアドレスをsafariのアドレスバーに入れて、実行してもできます。
このクリップをタップすると、FileMakerGOが起動し、指定されたファイルにアクセスします。
FileMakerGOのショートカットのような機能だと思ってもらえればいいです。
これで、FileMakerGOを起動→ファイルにアクセスから、ワンタップ省略することができますので、手軽になります。また、ひとつのFileMakerソリューションがアプリのようにも見ることができます。
また、パスワード付きのファイルもパスワードとアカウント名を登録しておくことにより、入力せずにデータベースを開くこともできます。
この場合は、iPadやiPhone自体に必ずパスコードや、なくした場合に内容を消去できるように設定をしておく必要があるでしょう。
この辺についても、また詳しくご紹介できればと思います。