理想と現実
社内で、何か新しいシステムを導入したり、自分で開発したりする場合必ずと言っていいほど、マニュアルを作成しなければなりません。
マニュアルが必要ないように、ユーザビリティの高いシステムを作れば問題ないのではないかと、
私も思いますが、なかなかできない現状もあります。
「マニュアルがないとわからない」
と言われてしまうので、できるだけ必要のないようにシステムを開発したとしても、
システムを開く前にそういわれてしまうので、作らざるを得ないということもあります。
でも、マニュアルは見ない
マニュアルを作ったからと言って、見てくれるとは限りません。
むしろ、見てくれないといったほうが正しいでしょう。
システムに対するサポートのうち、7~8割は、どこかに書いてあることに対する質問です。
「マニュアルに書いてありますけど......」なんて言いたくなりますけど、
「聞いた方が早い」んです。
でも、マニュアルはやはり作らなくてはいけないんです。
仕様書との兼用
そこで、せっかく作ったのにという自分の中での気持ちを抑えるために、
私は、仕様書と兼用させています。
マニュアルの一部に仕様を書き込んでおいています。
今まで、仕様書とマニュアルを別々に作っていましたが、これに結構時間がかかります。
特にFileMakerの場合は、システム構築にかかる時間より、マニュアル+仕様書作成にかかる時間の方が長い気すらする時さえあります。
兼用させることによって、少しでも省力化しようと考えています。
しかし、私が求めるのはやはり、マニュアルのいらない、システム開発です......