前回の続きです。
前回はセキュリティ対策の一番の肝は「社員のセキュリティに対する意識」だということの話をさせていただきました。
しかし、これが本当に難しい。
セキュリティは仕事とは関係ないと思っている人が多いからです。
もし、私のメールパスワードが単純で、破られてしまった場合、
そのメールに客先から重要な情報の書かれた添付ファイルがあったとします。
例え、その添付ファイルにパスワードかかけてあり、
別のメールでパスワードが送られていたとしても、パスワードが破られては何もかもおしまいです。
添付ファイルにパスワードをかけ、そのパスワードを別のメールで送ってくる企業は感度が高いので、パスワードが破られ、ファイルが外に漏れたことを知る可能性はあるでしょう。
そうなればその客先との取引は止められ損害を受けることになります。その客先が会社の業績を左右するようなところであれば、責任を取るしかなくなることだってあり得ます。
また、直接そういった被害にあわなくても、踏み台にされ多大な迷惑をいろいろな方面にかけることだってあり得ます。
決して仕事とは関係ないことではないと思ってもらいたいだけです。
また、セキュリティ対策はウィルスチェックのソフトを入れるだけでは叶いません。
パスワードの書かれた紙を普通にごみ箱に捨て、それを拾われるソーシャルエンジニアリングといったものもありますし、
さまざなまサービスでパスワードを使いまわすことによって被害が拡大するパスワードリスト攻撃などいろいろあります。
これはウィルスチェックソフトでは防げません。
それを防ぐにはシステムエンジニアや情報システム部門だけではできません。
意識を高めてもらうしかありません。
システムエンジニアといれば、PCに一日中向かって、プログラミングやサーバの設定をいじった入りといった印象が強いかもしれませんが、これからは「教育する」といったことも必要になり、今まで必要とされたスキル以外に、
人前でわかりやすく話す技術であったり、だれにでもわかる資料の作り方であったり、
そういったスキルを高める必要が出てきたのを強く感じました。
FileMaker(ファイルメーカー)とその他、システムエンジニアリアリングについて書いています。また、FileMakerについてはこのブログを見て、使ってみようかなと思えるように、始めたばかりの初心者の方にコツを少しつかんでもらえるようになればいいかなと思っています。
2014年10月31日金曜日
2014年10月30日木曜日
社員のセキュリティに対しする意識
こんばんは!
以前はPCのハードウェア面だったり、OSが起動しなくなったなどのトラブルの対処が仕事の中で、大きな割合を占めていましたが、ここ数年はセキュリティへの対策などに時間を割くことの方が多くなりつつあります。
最近はハードウェアも昔に比べ壊れにくくなってきていますし、SSDなどの普及もあり、そういった面での仕事は楽になってきてはいます。
また、OSもVista以降、ハードディスクに問題があり、そろそろ壊れそうになると警告を出してくれたりといった機能もあり、完全に壊れてしまう前に対処でき、メンテナンスも楽になりました。
物事って、何かが楽になると新しい試練が待ち構えているという仕組みなんでしょうか。
セキュリティ対策は非常に難しいです。
私は、遠隔地を事業所として持っている会社にいますが、普段合わない社員にまで浸透させるのは至難の業です。
セキュリティ対策が浸透する、会社として合格点といえるようになる方法はただ一つしかありません。
社員のセキュリティ感度を上げること
これしかありません。
逆に言うと、これが高ければあとはこちらから何もしなくても、自発的に、
「こういうサイトは大丈夫かな?」
「こういうフリーソフト入れたいんだけど」
「外部のクラウドストレージは不安だから、会社でやってよ」
など、意見や質問が来ることにります(※上記のものはそれ自体に問題があるわけではありません)。
個人個人でいろいろ考えてくれると、例えばファイアウォールを導入するときにも、簡単な説明で納得してもらえます。
会社としてセキュリティ対策をしていくと、不満が出る場合もあります。ファイアウォールを導入するときを例にとると、
「突然、あのサイトが見られなくなったんだけど」
というような不満が出ます。
ファイアウォールの主機能のひとつに「URLフィルタリング」という機能があります。
メーカーがサイトのデータベースを作成し、好ましくないサイトまたはカテゴリー対してブロックするように設定されています。
この設定はサイトごと、カテゴリーごとに解除することができますが、
セキュリティ対策としてそれでいいのか、疑問を持たないことが「セキュリティ感度が低い」ことになります。
長くなってしまったので、続きは次回へ
以前はPCのハードウェア面だったり、OSが起動しなくなったなどのトラブルの対処が仕事の中で、大きな割合を占めていましたが、ここ数年はセキュリティへの対策などに時間を割くことの方が多くなりつつあります。
最近はハードウェアも昔に比べ壊れにくくなってきていますし、SSDなどの普及もあり、そういった面での仕事は楽になってきてはいます。
また、OSもVista以降、ハードディスクに問題があり、そろそろ壊れそうになると警告を出してくれたりといった機能もあり、完全に壊れてしまう前に対処でき、メンテナンスも楽になりました。
物事って、何かが楽になると新しい試練が待ち構えているという仕組みなんでしょうか。
セキュリティ対策は非常に難しいです。
私は、遠隔地を事業所として持っている会社にいますが、普段合わない社員にまで浸透させるのは至難の業です。
セキュリティ対策が浸透する、会社として合格点といえるようになる方法はただ一つしかありません。
社員のセキュリティ感度を上げること
これしかありません。
逆に言うと、これが高ければあとはこちらから何もしなくても、自発的に、
「こういうサイトは大丈夫かな?」
「こういうフリーソフト入れたいんだけど」
「外部のクラウドストレージは不安だから、会社でやってよ」
など、意見や質問が来ることにります(※上記のものはそれ自体に問題があるわけではありません)。
個人個人でいろいろ考えてくれると、例えばファイアウォールを導入するときにも、簡単な説明で納得してもらえます。
会社としてセキュリティ対策をしていくと、不満が出る場合もあります。ファイアウォールを導入するときを例にとると、
「突然、あのサイトが見られなくなったんだけど」
というような不満が出ます。
ファイアウォールの主機能のひとつに「URLフィルタリング」という機能があります。
メーカーがサイトのデータベースを作成し、好ましくないサイトまたはカテゴリー対してブロックするように設定されています。
この設定はサイトごと、カテゴリーごとに解除することができますが、
セキュリティ対策としてそれでいいのか、疑問を持たないことが「セキュリティ感度が低い」ことになります。
長くなってしまったので、続きは次回へ
FileMakerとPHP
こんにちは!
今日はFileMakerとPHPについて書いてみたいと思います。
FileMaker ServerにはWeb公開という機能があり、FileMaker Proで作成したデータベースをブラウザなどで閲覧できるようにすることができます。
手軽にできるが接続ライセンスが必要なWebdirectや接続ライセンスの必要のないPHP向けのAPIが用意されています。
PHPは動的にホームページなどを作成するためのスクリプト言語で、動的に動くサイトではよく使われ、習得も比較的しやすいといわれている言語です。
有名なところではCMS(ブログなどによく使われる)のWordPressがあります。
FileMaker API for PHPはPHPからFileMaker Serverへアクセスし、データを取得するためのPHPの機能を提供しています。
私は昨年くらいから本格的にFileMakerとPHPに取り組んでいます。
社内の掲示板や、ドキュメントを保存するストレージのインターフェイスなどをこの機能を使って作成したりしています。
何と言ってもPHPが接続するデータベースとしてFileMakerを選ぶ理由は開発工数が減ることです。
通常、PHPに接続するデータベースはMySQLなどを使います。
PHPでコーディングするものには大きく分けて二つあり、ユーザが見る画面と、管理者が見る管理画面があります。
MySQLなどを使う場合はユーザが見る画面と、管理画面とをPHPで書くことになります。
また、データを一括で処理したいなどの処理もPHPで書きます。
FileMakerの場合ユーザが見る画面はPHPでもちろん書きますが、管理画面はPHPで書く必要がありません。FileMaker Proを使って作り、データを操作できます。
PHPでは複雑になるコーディングもFileMakerのスクリプトを使うことも可能なので、開発がすごく楽になります。
FileMakerである程度開発経験のある方なら、FileMaker社が提供しているドキュメントを見るだけで結構使いこなせたりします。
私はこのPHPとFileMakerの組み合わせが結構使えるのではないかと考えています。
いろいろと作ってみたいアイディアがありますので、機会があれば紹介できればと思います。
今日はFileMakerとPHPについて書いてみたいと思います。
FileMaker ServerにはWeb公開という機能があり、FileMaker Proで作成したデータベースをブラウザなどで閲覧できるようにすることができます。
手軽にできるが接続ライセンスが必要なWebdirectや接続ライセンスの必要のないPHP向けのAPIが用意されています。
PHPは動的にホームページなどを作成するためのスクリプト言語で、動的に動くサイトではよく使われ、習得も比較的しやすいといわれている言語です。
有名なところではCMS(ブログなどによく使われる)のWordPressがあります。
FileMaker API for PHPはPHPからFileMaker Serverへアクセスし、データを取得するためのPHPの機能を提供しています。
私は昨年くらいから本格的にFileMakerとPHPに取り組んでいます。
社内の掲示板や、ドキュメントを保存するストレージのインターフェイスなどをこの機能を使って作成したりしています。
何と言ってもPHPが接続するデータベースとしてFileMakerを選ぶ理由は開発工数が減ることです。
通常、PHPに接続するデータベースはMySQLなどを使います。
PHPでコーディングするものには大きく分けて二つあり、ユーザが見る画面と、管理者が見る管理画面があります。
MySQLなどを使う場合はユーザが見る画面と、管理画面とをPHPで書くことになります。
また、データを一括で処理したいなどの処理もPHPで書きます。
FileMakerの場合ユーザが見る画面はPHPでもちろん書きますが、管理画面はPHPで書く必要がありません。FileMaker Proを使って作り、データを操作できます。
PHPでは複雑になるコーディングもFileMakerのスクリプトを使うことも可能なので、開発がすごく楽になります。
FileMakerである程度開発経験のある方なら、FileMaker社が提供しているドキュメントを見るだけで結構使いこなせたりします。
私はこのPHPとFileMakerの組み合わせが結構使えるのではないかと考えています。
いろいろと作ってみたいアイディアがありますので、機会があれば紹介できればと思います。
2014年10月29日水曜日
iPadを業務用の端末を使用する(FileMakerGO利用編)ことの注意点とは?
こんにちは!
FileMakerにはiOSようのアプリFileMakerGOがあります。
PCのFileMaker Proにて作成したデータベースをiPad、iPhoneから接続できるアプリで、
業務利用での使用を想定しているかと思われます。
iPadもiPhoneも基本的にはPCと変わりありませんので、長く使うとハードウェアが消耗(処理のスピードが遅くなったり)、バッテリーが消耗して充電しても初めのころのようには使えなくなるということがあります。
また、OSも進化しますし、アプリも進化し、適切なハードウエアを使わず、古いものを使い続けると少しずつ使い勝手の悪いものになってしまいます。
業務でiPadを導入していますが、初めに想定していたiPadの買い替え時期は、バッテリーの消耗だと思っていました。しかし、バッテリーは非常に優秀で、使用しているところからのバッテリーに関する意見は出てきませんでした。
しかし、前述したバッテリー以外の理由で買い替えの検討を迫られることになりそうです。
ハードの故障としては3年間使用して全体の1割程度の交換にとどまっています。それも、落としたことが直接的な原因だったり、遠因だったりするので、そういったことがなければ、非常に優秀な故障率だと思われます。
ただ、ハードの故障が少ないと、会社として買い替え時期を判断するのは非常に難しくなります。
稟議を承認する会社の幹部は、目に見えるハード的な故障などで判断しがちで、ソフト的に処理が遅くなってきたなどの理由が分かってもらいにくい印象があります。
「壊れていないんだから使え」という上層部からの意見に対して、
「仕事で使うんだから、重くなってきたら買い換えてあげたい」という思う自分。
なかなか難しい問題です。
初代のiPadとiPad Air2とではまったく処理速度が違います。
ネットワークの処理もそうですし、ソート、検索なども影響してきます。
iPadを導入してから4年位になりますので、そろそろ検討した方がいいのかもしれません。
FileMakerにはiOSようのアプリFileMakerGOがあります。
PCのFileMaker Proにて作成したデータベースをiPad、iPhoneから接続できるアプリで、
業務利用での使用を想定しているかと思われます。
iPadもiPhoneも基本的にはPCと変わりありませんので、長く使うとハードウェアが消耗(処理のスピードが遅くなったり)、バッテリーが消耗して充電しても初めのころのようには使えなくなるということがあります。
また、OSも進化しますし、アプリも進化し、適切なハードウエアを使わず、古いものを使い続けると少しずつ使い勝手の悪いものになってしまいます。
業務でiPadを導入していますが、初めに想定していたiPadの買い替え時期は、バッテリーの消耗だと思っていました。しかし、バッテリーは非常に優秀で、使用しているところからのバッテリーに関する意見は出てきませんでした。
しかし、前述したバッテリー以外の理由で買い替えの検討を迫られることになりそうです。
ハードの故障としては3年間使用して全体の1割程度の交換にとどまっています。それも、落としたことが直接的な原因だったり、遠因だったりするので、そういったことがなければ、非常に優秀な故障率だと思われます。
ただ、ハードの故障が少ないと、会社として買い替え時期を判断するのは非常に難しくなります。
稟議を承認する会社の幹部は、目に見えるハード的な故障などで判断しがちで、ソフト的に処理が遅くなってきたなどの理由が分かってもらいにくい印象があります。
「壊れていないんだから使え」という上層部からの意見に対して、
「仕事で使うんだから、重くなってきたら買い換えてあげたい」という思う自分。
なかなか難しい問題です。
初代のiPadとiPad Air2とではまったく処理速度が違います。
ネットワークの処理もそうですし、ソート、検索なども影響してきます。
iPadを導入してから4年位になりますので、そろそろ検討した方がいいのかもしれません。
2014年10月28日火曜日
Palo Alto Networks(パロアルトネットワークス)のファイアウォール
最近ちょくちょくPalo Alto Networks(パロアルトネットワークス)の情報をネット上でもよく見かけるようになりましたね。
まだ、設立されて日が浅い会社のようですが、技術力はしっかりしているようで今の乗っている企業のようです。
実は筆者の会社でも2年前くらいから同社のPAシリーズのPA-500を使用しています。
他のファイアウォールを利用したことがないので、他との比較はできませんが、私の思い描いていた機能を備えているものだと思いました。
なかでも、ファイアウォールを通過したログをアプリケーション単位で見えることが、非常に面白いと感じました。
通信をアプリケーション単位で認識しますので、当然特定のアプリケーションの通信のみをブロックするというようなことが可能です。
利用する場面としては、ファイル共有ソフトやニコニコ動画などを絞ってブロックすることができます。
また、ここでいうアプリケーションとは、PCなどにインストールするソフトではなく、WebアプリケーションやサービスをAppとして認識できます。
例えば、ブラウザ上で動くFacebookやTwitterなど個別に識別でき、閲覧はできるけど、投稿はできないなどの制御も可能な点はすごいと感じました。
また、SSL-VPN機能「GlobalProtect」がついていて、社外などから、安全に社内のネットワークにアクセスすることができ、ファイアウォールの機能も利用することができ、ウィルスなどから守ってくれます。
導入した当初、マニュアルが辞書みたいで、手順書としての機能がなかったので、苦労しましたが、徐々にベンダーが独自によく使う設定や機能などを手順としてまとめてくれるので、やりやすくなってきています。
PA-500は下から二番目の機種で、中小規模のオフィス向けだと思いますが、もっと小さいところ向けにPA-200という機種もあります。こちらは現物を見ましたが、かなり小さく、そんなに音もなかったような気がします。
一つ難点が……
ファンの音が非常に大きいことです。事務所と同じ場所にはなかなか置きづらいものがありますので、別室に隔離しておくことにります。
ファイアウォールは今後、小さいオフィスでも必須のネットワーク機器になりつつあるかと思います。製品導入の一考に加えてみてはどうでしょうか?
まだ、設立されて日が浅い会社のようですが、技術力はしっかりしているようで今の乗っている企業のようです。
実は筆者の会社でも2年前くらいから同社のPAシリーズのPA-500を使用しています。
他のファイアウォールを利用したことがないので、他との比較はできませんが、私の思い描いていた機能を備えているものだと思いました。
なかでも、ファイアウォールを通過したログをアプリケーション単位で見えることが、非常に面白いと感じました。
通信をアプリケーション単位で認識しますので、当然特定のアプリケーションの通信のみをブロックするというようなことが可能です。
利用する場面としては、ファイル共有ソフトやニコニコ動画などを絞ってブロックすることができます。
また、ここでいうアプリケーションとは、PCなどにインストールするソフトではなく、WebアプリケーションやサービスをAppとして認識できます。
例えば、ブラウザ上で動くFacebookやTwitterなど個別に識別でき、閲覧はできるけど、投稿はできないなどの制御も可能な点はすごいと感じました。
また、SSL-VPN機能「GlobalProtect」がついていて、社外などから、安全に社内のネットワークにアクセスすることができ、ファイアウォールの機能も利用することができ、ウィルスなどから守ってくれます。
導入した当初、マニュアルが辞書みたいで、手順書としての機能がなかったので、苦労しましたが、徐々にベンダーが独自によく使う設定や機能などを手順としてまとめてくれるので、やりやすくなってきています。
PA-500は下から二番目の機種で、中小規模のオフィス向けだと思いますが、もっと小さいところ向けにPA-200という機種もあります。こちらは現物を見ましたが、かなり小さく、そんなに音もなかったような気がします。
一つ難点が……
ファンの音が非常に大きいことです。事務所と同じ場所にはなかなか置きづらいものがありますので、別室に隔離しておくことにります。
ファイアウォールは今後、小さいオフィスでも必須のネットワーク機器になりつつあるかと思います。製品導入の一考に加えてみてはどうでしょうか?
こうなったらいいなFileMaker14 Part2
今回は前回に引き続き、FileMaker14がこういう風になったらいいなというのを妄想してみたいと思います。
①LinuxでFileMaker Serverが使えるように
私の記憶が確かならば、かつてあった?というような記事をみたような気がしますが、定かではありません。
もし、過去にあり、今はない原因はユーザ数の少なさでしょうか?
FileMakerが想定しているユーザはおそらく中小企業で、常設のSEなどを置けない企業を想定しているのでしょうから、そういった企業ではLinuxを使っているところは少なかったのでしょう。
しかし、今はUbuntuやCentOSなど使いやすいデスクトップを持ったディストリビューションあり、WindowsやMacと使い勝手があまり変わらなようになってきていますので、ユーザも増えているのではないでしょうか。
また、Windowsの場合サーバOSの値段が高く(パッケージで20万弱、DSPでも10万円弱)、気軽に導入できません。また、FileMakerはクライアントOSでもサーバが動きますが、Webサーバがクライアント版の場合一般公開には向いていないので、PHPなどを使おうと思ったときに不便です。
Linuxで対応となったら、こういった部分が非常に使いやすくなるでしょう。
FileMakerはコストパフォーマンスのいいデータベースソフトですが、まだまだFileMakerServerを使っていないところも多くあるでしょう。
5ユーザまでなら、FileMaker Proの共有機能を使って複数の人がデータベースにアクセスできますが、FileMakerServerを使ったほうが、いろいろな面で便利ですし、5ユーザまでのところでもFileMakerServerを使ったほうがいいと思います。
そういったところからよりコストの抑えられるLinuxにFileMakerServerが動くようになるといいかなと思ったりします。
②チェックボックス、ポータルの垂直スクロールバーの外観のカスタマイズ
現在これらの色や大きさなど変更できません。おそらく、ベースのテーマに依存して、それをインスペクタ上で変えられないことにあるのではないかと思います。
CSSで管理しているみたいなので、PrgramFiles内部にあるCSSファイルを変更すれば変わるのでしょうが、なかなか難しいでしょう。インスペクタ上で変えられると非常にありがたいです。
また、勝手に妄想してみましたが、思いついたらさらに書きたいと思います。
もし、過去にあり、今はない原因はユーザ数の少なさでしょうか?
FileMakerが想定しているユーザはおそらく中小企業で、常設のSEなどを置けない企業を想定しているのでしょうから、そういった企業ではLinuxを使っているところは少なかったのでしょう。
しかし、今はUbuntuやCentOSなど使いやすいデスクトップを持ったディストリビューションあり、WindowsやMacと使い勝手があまり変わらなようになってきていますので、ユーザも増えているのではないでしょうか。
また、Windowsの場合サーバOSの値段が高く(パッケージで20万弱、DSPでも10万円弱)、気軽に導入できません。また、FileMakerはクライアントOSでもサーバが動きますが、Webサーバがクライアント版の場合一般公開には向いていないので、PHPなどを使おうと思ったときに不便です。
Linuxで対応となったら、こういった部分が非常に使いやすくなるでしょう。
FileMakerはコストパフォーマンスのいいデータベースソフトですが、まだまだFileMakerServerを使っていないところも多くあるでしょう。
5ユーザまでなら、FileMaker Proの共有機能を使って複数の人がデータベースにアクセスできますが、FileMakerServerを使ったほうが、いろいろな面で便利ですし、5ユーザまでのところでもFileMakerServerを使ったほうがいいと思います。
そういったところからよりコストの抑えられるLinuxにFileMakerServerが動くようになるといいかなと思ったりします。
②チェックボックス、ポータルの垂直スクロールバーの外観のカスタマイズ
現在これらの色や大きさなど変更できません。おそらく、ベースのテーマに依存して、それをインスペクタ上で変えられないことにあるのではないかと思います。
CSSで管理しているみたいなので、PrgramFiles内部にあるCSSファイルを変更すれば変わるのでしょうが、なかなか難しいでしょう。インスペクタ上で変えられると非常にありがたいです。
また、勝手に妄想してみましたが、思いついたらさらに書きたいと思います。
2014年10月25日土曜日
こうなったらいいなFileMaker14
まだFileMaker13になってからさほど時間がたってはいませんが、FileMaker14について、こんな風な機能が付いたらいいなという妄想をしてみたいと思います。
①関連テーブルではないテーブルに対して新規レコードを作成できる
おそらくいろいろな開発者の方が、これができたらいいなということを思い浮かべているのではないかと思います。
FileMaker12からSQLのSELECT文が実行できるExecuteSQL関数が登場し、関連テーブルではないテーブルの内容を取得できるようになりました。非常に革命的な出来事だと私は感じました。
INSERT文がこの関数で実行できれば、非常に助かります。
開発を行っていて一番ほしい機能が操作ログです。Let関数やスクリプトトリガを使いことで多少は可能ですが、完全ではありません。
理想としては、ログ用のテーブルに、レイアウトを移動したり、スクリプトを実行したり、データを編集したときなどに同じテーブルにレイアウトを切り替えずに一発で新規レコードを作成して、ログを記録できたら、どんなに楽なことでしょうか。
必要な場合はスクリプトトリガを使うこともありますが、設定も面倒ですし、トリガが作動するときに一瞬の間があり不自然な感じなってしまうので、できればあると助かります。
②リスト形式でボディが可変
フォーム形式では、アンカーを設定することによって可変にはなりますが、ウィンドウの大きさによってなるのであって、フィールドのデータの長さによってなるわけではありません。
また「スライドと表示」を使うことによってプレビューモードではできるのですが、ブラウズモードでできるようになるといいなぁと思います。
iPhoneのメッセージやLINEのようにああいったメッセージング機能を作ろうと思うった時に、非常に便利になります。
少し勝手に書いてみましたが、なればいいなぁと常日頃思っていたりします。
また、思いついたら書いてみたいと思います。
最近は約2年ごとに新しいバージョンになっているのでFileMaker14は2016年初頭前後でしょうか。
①関連テーブルではないテーブルに対して新規レコードを作成できる
おそらくいろいろな開発者の方が、これができたらいいなということを思い浮かべているのではないかと思います。
FileMaker12からSQLのSELECT文が実行できるExecuteSQL関数が登場し、関連テーブルではないテーブルの内容を取得できるようになりました。非常に革命的な出来事だと私は感じました。
INSERT文がこの関数で実行できれば、非常に助かります。
開発を行っていて一番ほしい機能が操作ログです。Let関数やスクリプトトリガを使いことで多少は可能ですが、完全ではありません。
理想としては、ログ用のテーブルに、レイアウトを移動したり、スクリプトを実行したり、データを編集したときなどに同じテーブルにレイアウトを切り替えずに一発で新規レコードを作成して、ログを記録できたら、どんなに楽なことでしょうか。
必要な場合はスクリプトトリガを使うこともありますが、設定も面倒ですし、トリガが作動するときに一瞬の間があり不自然な感じなってしまうので、できればあると助かります。
②リスト形式でボディが可変
フォーム形式では、アンカーを設定することによって可変にはなりますが、ウィンドウの大きさによってなるのであって、フィールドのデータの長さによってなるわけではありません。
また「スライドと表示」を使うことによってプレビューモードではできるのですが、ブラウズモードでできるようになるといいなぁと思います。
iPhoneのメッセージやLINEのようにああいったメッセージング機能を作ろうと思うった時に、非常に便利になります。
少し勝手に書いてみましたが、なればいいなぁと常日頃思っていたりします。
また、思いついたら書いてみたいと思います。
最近は約2年ごとに新しいバージョンになっているのでFileMaker14は2016年初頭前後でしょうか。
2014年10月24日金曜日
FileMakerで値一覧をソート(並び替え)を行う
FileMaker(ファイルメーカー)の値一覧はドロップダウンなどを利用して、データ入力を素早く、また複数の方の入力データが統一されるように使用しますが、時々ユーザの方から値一覧を並び替えたいという要望があります。
値一覧の件数が少ないときは、あまりそういった需要はありませんが、件数が多くなってくるとよく入力するようなデータを上に持ってきたいというような話はあるでしょう。
標準機能で、自分の思い通りに並び替えることはできません。
2つ目のフィールドを使うことによって解決します。
まず、値一覧に使用するデータを格納するテーブルを用意します。
このようにデータを入力しました。
これを普通に値一覧として使用すると、下のように並びます。
上のようにリストのフィールドでソートされることになります。
これを自分の思い通りの順番にソートするようにしたいと思います。
値一覧のデータに「ID」というフィールドがありますので、この順番にします。
上記のように設定をすると、「2番目のフィールドの値」つまり「ID」順に並び替えをすることが可能になります。
このように「ID」順に値一覧が表示されます。ちなみに2番目のフィールドの値が表示されていますが、入力はされません。
値一覧の件数が少ないときは、あまりそういった需要はありませんが、件数が多くなってくるとよく入力するようなデータを上に持ってきたいというような話はあるでしょう。
標準機能で、自分の思い通りに並び替えることはできません。
2つ目のフィールドを使うことによって解決します。
まず、値一覧に使用するデータを格納するテーブルを用意します。
これを普通に値一覧として使用すると、下のように並びます。
上のようにリストのフィールドでソートされることになります。
これを自分の思い通りの順番にソートするようにしたいと思います。
値一覧のデータに「ID」というフィールドがありますので、この順番にします。
上記のように設定をすると、「2番目のフィールドの値」つまり「ID」順に並び替えをすることが可能になります。
このように「ID」順に値一覧が表示されます。ちなみに2番目のフィールドの値が表示されていますが、入力はされません。
2014年10月21日火曜日
FileMaker(ファイルメーカー)の実践的な初心者向けの本を作りました。
こんにちは。
FileMaker10の時から使い始めて、5年以上になるでしょうか。
私が使い始めたときは、簡単な使い方についての解説本はありましたが、
実践的な、実際仕事上でどう使ったいいか、どう作っていったらいいかのマニュアル本的な本はありませんでした。
そんな私が「あのときこんな本があったらよかったのに」を形にした本を作ってしまいました。
いちおうDTPもかじったこと(DTP検定2種を持っていたこともある)があるので、それなりの体裁を整えております。
223ページのボリュームで、基本的なことから、実際に開発を進める手順や、関数やスクリプトの実践的な使い方、FileMakerServerの構築と、外部のクラウドサーバ(Microsoft Azure仮想サーバ)の使い方などを「売上管理」ソリューションを作る手順と合わせて解説しています。
一冊読んでいただくと、一応の流れを把握することができるかと思います。
ダウンロード版とダウンロード版+製本版という2つの種類のパッケージがありますので、
お好みのほうを選択なさってください。
ダウンロード版は980円とかなりリーズナブルで、一般書店に並んでいるものだと4,000円近くしますので、おススメでしょうか。
ダウンロード版+製本版は製本直送.comとの連携で、注文いただくと自動で製本直送.comからオンデマンド印刷で製本され出荷されます。本として手元に置きながらご覧になりたい方はおススメです。
よかったら、読んでやってください。
購入(立ち読みもできます)はこちら→http://www.dlmarket.jp/products/detail/280501
FileMaker10の時から使い始めて、5年以上になるでしょうか。
私が使い始めたときは、簡単な使い方についての解説本はありましたが、
実践的な、実際仕事上でどう使ったいいか、どう作っていったらいいかのマニュアル本的な本はありませんでした。
そんな私が「あのときこんな本があったらよかったのに」を形にした本を作ってしまいました。
いちおうDTPもかじったこと(DTP検定2種を持っていたこともある)があるので、それなりの体裁を整えております。
223ページのボリュームで、基本的なことから、実際に開発を進める手順や、関数やスクリプトの実践的な使い方、FileMakerServerの構築と、外部のクラウドサーバ(Microsoft Azure仮想サーバ)の使い方などを「売上管理」ソリューションを作る手順と合わせて解説しています。
一冊読んでいただくと、一応の流れを把握することができるかと思います。
ダウンロード版とダウンロード版+製本版という2つの種類のパッケージがありますので、
お好みのほうを選択なさってください。
ダウンロード版は980円とかなりリーズナブルで、一般書店に並んでいるものだと4,000円近くしますので、おススメでしょうか。
ダウンロード版+製本版は製本直送.comとの連携で、注文いただくと自動で製本直送.comからオンデマンド印刷で製本され出荷されます。本として手元に置きながらご覧になりたい方はおススメです。
よかったら、読んでやってください。
購入(立ち読みもできます)はこちら→http://www.dlmarket.jp/products/detail/280501
2014年10月20日月曜日
ちょっと自己紹介
自分が何者なのか自己紹介もなかったので、ちょっと触れておきます。
とある小さな会社で、社内SEみたいなことをしています。社内SEというと聞こえがいいかもしれませんが、「ちょっとオレのパソコンの調子が悪いんで見てよ」を解決する雑用係とほとんど変わりません……
「ちょっとまだインターネット治らないの?」と言われたり。
そんな毎日を送っています。
そこで出会ったFileMaker(ファイルメーカー)は特にシステム開発に多額の予算をかけられない、中小企業にとって、業務改革の救世主となる可能性を秘めています。
PHPを使ってたまに開発も行いますが、FileMakerはPHPのAPIも提供していますので、非常に使い勝手のいいデータベースでもあります。
FileMakerは便利なソフトだということもあり、使い続けていくうちに認定デベロッパにもなりました。
そんなFileMakerと仕事上でのメモ的なブログです。
とある小さな会社で、社内SEみたいなことをしています。社内SEというと聞こえがいいかもしれませんが、「ちょっとオレのパソコンの調子が悪いんで見てよ」を解決する雑用係とほとんど変わりません……
「ちょっとまだインターネット治らないの?」と言われたり。
そんな毎日を送っています。
そこで出会ったFileMaker(ファイルメーカー)は特にシステム開発に多額の予算をかけられない、中小企業にとって、業務改革の救世主となる可能性を秘めています。
PHPを使ってたまに開発も行いますが、FileMakerはPHPのAPIも提供していますので、非常に使い勝手のいいデータベースでもあります。
FileMakerは便利なソフトだということもあり、使い続けていくうちに認定デベロッパにもなりました。
そんなFileMakerと仕事上でのメモ的なブログです。
2014年10月18日土曜日
FileMaker ServerのWindows Azure上でのトラブル
素早くしかも自分で簡単に展開できるクラウドサービスとして注目のWindows Azureですが、
FileMakerユーザにとっても非常に有益なサービスです。
しかも、日本データセンターが登場したことによって、ファイルの移動等も早くできるようになり、
リモートデスクトップを使えるので便利です。
もともとテスト用にFileMaker12Serverを使っていましたが、
このたび、FileMaker13のテストを兼ねて、新しい仮想マシンをWindows Azure上に立ち上げ、
運用することにしました。
本番サーバーのこともあり、
OS:Windows Server2008 R2
サイズ:S(1コア、1.75GBメモリ)
で展開することにしました。実際、FileMaker12は「S」で十分動いていました。
しかし、なんということか。
Java Web Publishing Engine process has terminated abnormally.
というエラーでWeb公開エンジンが起動しないというトラブルに見舞われました。
このメッセージを検索しても、よく分からず。
Web公開エンジン系のトラブルは、メモリが少ないと起きるような感じのことがあるようで、
サイズをSからM(2コア、3.5GBメモリ)に変更しました。
しかし、これだけでは治らず。
再度、Adminconsoleからサーバを展開しなおさないと治らないようでした。
展開しなおすと、大丈夫でした。
FileMaker12では動いていたのに、やはり13でWebDirectに変更されたため、
大きなメモリを使うようになったことのトラブルなのでしょうか。
12と13の大きな違いはそれでしょうから、そうなのだと思います。
「M」って結構、値が張るんです。
※このトラブルから数か月後に同じサイズで仮想マシンを作りなおしてみましたが、大丈夫でした。。。
FileMakerユーザにとっても非常に有益なサービスです。
しかも、日本データセンターが登場したことによって、ファイルの移動等も早くできるようになり、
リモートデスクトップを使えるので便利です。
もともとテスト用にFileMaker12Serverを使っていましたが、
このたび、FileMaker13のテストを兼ねて、新しい仮想マシンをWindows Azure上に立ち上げ、
運用することにしました。
本番サーバーのこともあり、
OS:Windows Server2008 R2
サイズ:S(1コア、1.75GBメモリ)
で展開することにしました。実際、FileMaker12は「S」で十分動いていました。
しかし、なんということか。
Java Web Publishing Engine process has terminated abnormally.
というエラーでWeb公開エンジンが起動しないというトラブルに見舞われました。
このメッセージを検索しても、よく分からず。
Web公開エンジン系のトラブルは、メモリが少ないと起きるような感じのことがあるようで、
サイズをSからM(2コア、3.5GBメモリ)に変更しました。
しかし、これだけでは治らず。
再度、Adminconsoleからサーバを展開しなおさないと治らないようでした。
展開しなおすと、大丈夫でした。
FileMaker12では動いていたのに、やはり13でWebDirectに変更されたため、
大きなメモリを使うようになったことのトラブルなのでしょうか。
12と13の大きな違いはそれでしょうから、そうなのだと思います。
「M」って結構、値が張るんです。
※このトラブルから数か月後に同じサイズで仮想マシンを作りなおしてみましたが、大丈夫でした。。。
2014年10月17日金曜日
FileMaker Server 13で複数のユーザーのデータが書き込まれない事件が発生!
FileMaker Server13でホストしているデータベースで、別のユーザが書き込んだデータが即座に反映されないという事件が発生しました。
私は5年位前からFileMaker Server11を導入し、それ以降今回のようなトラブルはありませんでした。
このトラブルの詳細ですが、
通常、ホストされているデータベースでも、ローカル(自分のPCに保存されているデータベースを自分が開く)と同じようにデータを入力し、何もないところをクリックするなどするとデータベースにデータが書き込まれます。
そして、そのデータはそのホストれさているデータベースにアクセスし同じレコードを見ているユーザにもそのデータを見ることができます。これが普通の状態です。
今回は、Aさんがデータを入力→別の場所をクリック等で確定しても、同じレイアウト、レコードを見ているBさんの画面上に反映されない。さらに、そのレコードを編集しようとしてもロックされていないので、データベースとしてはデータに矛盾が生じてしまう。
この状態のとき、同じテーブルを使用している別のレイアウトで見ても、同じで、Aさんの入力したデータは反映されない。
ただし、この時Bさんがデータベースを開きなおすと、
Aさんの入力したものが反映されている。
という状況でした。
おそらく、Aさんの入力したデータはホストされているデータベースには即座に入力をされているが、Bさんにはサーバからデータが送られていない。というような状態だったのではないかと推測されます。
ただし、排他制御に関してはAさんがレコード編集状態のときは、Bさんがレコード編集できませんでしたので、動いていると思われました。
その後Aさんがそのレコードを抜け(Bさんから見てレコードの内容は変化がない)、Bさんがそのレコードに入り、編集状態することができました。
複数の人が同じレコードを同時に編集するような作りではないので、
発見が遅くなりました。
さらにこの状況が同じサーバにホストしている複数の独立したシステムに起きていたので、サーバが原因だろうとサーバを再起動させました。
すると、再起動後は何事もなかったように正常に戻りました。
後で、気づいたのですが、サーバを再起動させるのではなく、データベースエンジンやFileMaker Serverのサービスを再起動してみればよかったと思いました。
そうすれば、OSレベルの問題なのか、FileMaker Server上の問題なのかがはっきりしたかもしれません。
私は5年位前からFileMaker Server11を導入し、それ以降今回のようなトラブルはありませんでした。
このトラブルの詳細ですが、
通常、ホストされているデータベースでも、ローカル(自分のPCに保存されているデータベースを自分が開く)と同じようにデータを入力し、何もないところをクリックするなどするとデータベースにデータが書き込まれます。
そして、そのデータはそのホストれさているデータベースにアクセスし同じレコードを見ているユーザにもそのデータを見ることができます。これが普通の状態です。
今回は、Aさんがデータを入力→別の場所をクリック等で確定しても、同じレイアウト、レコードを見ているBさんの画面上に反映されない。さらに、そのレコードを編集しようとしてもロックされていないので、データベースとしてはデータに矛盾が生じてしまう。
この状態のとき、同じテーブルを使用している別のレイアウトで見ても、同じで、Aさんの入力したデータは反映されない。
ただし、この時Bさんがデータベースを開きなおすと、
Aさんの入力したものが反映されている。
という状況でした。
おそらく、Aさんの入力したデータはホストされているデータベースには即座に入力をされているが、Bさんにはサーバからデータが送られていない。というような状態だったのではないかと推測されます。
ただし、排他制御に関してはAさんがレコード編集状態のときは、Bさんがレコード編集できませんでしたので、動いていると思われました。
その後Aさんがそのレコードを抜け(Bさんから見てレコードの内容は変化がない)、Bさんがそのレコードに入り、編集状態することができました。
複数の人が同じレコードを同時に編集するような作りではないので、
発見が遅くなりました。
さらにこの状況が同じサーバにホストしている複数の独立したシステムに起きていたので、サーバが原因だろうとサーバを再起動させました。
すると、再起動後は何事もなかったように正常に戻りました。
後で、気づいたのですが、サーバを再起動させるのではなく、データベースエンジンやFileMaker Serverのサービスを再起動してみればよかったと思いました。
そうすれば、OSレベルの問題なのか、FileMaker Server上の問題なのかがはっきりしたかもしれません。
2014年10月15日水曜日
噂のマイクロソフト社のライセンス調査が、当社にもやってきました。
噂のマイクロソフト社のライセンス調査が、当社にもやってきました。
当社はSAMツールなどを使っているわけではないのですが、
いちおう台帳は作成してそこそこ管理しているつもりでした。
調査がきたときに、念のため不安がある部門のPCのソフトインストール状況を
チェックしました。
当社は大きく二つの部門があり、一方は毎年フリーのツールを使って、
インストールされているソフトを洗い出していたのですが、
一方の部門はしていませんでした。
すると、私の知らないソフトが出てくるではありませんか。。。
もちろん違法なコピーではなかったのでよかったですが、
通常のパッケージソフトでした。
社内SEの立場から言わせてもらえると
「パッケージはやめてくれ」と思っていましたが、
今回の調査が入ったときにそれを再認識しました。
MS「ライセンスキーを書き出してください」
私「...」
ライセンスキーを書き出せという文言を見たときに、
OSも含めてソフトはボリュームライセンスに限る、と確信しました。
10本以上あるものは10個、それ以下のものはすべての本数、
バージョン、エディションごとにライセンスキーを報告する必要がありました。
OfficeやOSなどが含まれます。
つまり、いろいろなバージョンが混在する環境でかつ、パッケージソフト、DSP版OSなどが
あればそれのライセンスキーを調べなければなりません。
当時はWindowsXP Vista 7 8 と4種類のWindowsOSを使っていました。
4種類はもちろんDSP版でハードと一緒に購入していました。
それぞれ最大で10個ライセンスキーを調べてなければなりません。
Vistaと8に関しては、数量が少なかったのですが、
それでも4種類合計で30以上のライセンスキーを調べなければなりませんでした。
ボリュームライセンスなら、こんな作業は必要ないのに・・・
もしくは、購入時にライセンスキーを控えておきなさいということなのでしょう。
無事に何事もなく、ライセンス調査は終了しましたが、
結構面倒ではありました。
ただ、書いてあることがわかりにくかったり、意味が理解できなかったりしたこともあり、
やり取りは何回かありました。
最後にMicrosoft社よりSAMツールの案内がありました。。。
当社はSAMツールなどを使っているわけではないのですが、
いちおう台帳は作成してそこそこ管理しているつもりでした。
調査がきたときに、念のため不安がある部門のPCのソフトインストール状況を
チェックしました。
当社は大きく二つの部門があり、一方は毎年フリーのツールを使って、
インストールされているソフトを洗い出していたのですが、
一方の部門はしていませんでした。
すると、私の知らないソフトが出てくるではありませんか。。。
もちろん違法なコピーではなかったのでよかったですが、
通常のパッケージソフトでした。
社内SEの立場から言わせてもらえると
「パッケージはやめてくれ」と思っていましたが、
今回の調査が入ったときにそれを再認識しました。
MS「ライセンスキーを書き出してください」
私「...」
ライセンスキーを書き出せという文言を見たときに、
OSも含めてソフトはボリュームライセンスに限る、と確信しました。
10本以上あるものは10個、それ以下のものはすべての本数、
バージョン、エディションごとにライセンスキーを報告する必要がありました。
OfficeやOSなどが含まれます。
つまり、いろいろなバージョンが混在する環境でかつ、パッケージソフト、DSP版OSなどが
あればそれのライセンスキーを調べなければなりません。
当時はWindowsXP Vista 7 8 と4種類のWindowsOSを使っていました。
4種類はもちろんDSP版でハードと一緒に購入していました。
それぞれ最大で10個ライセンスキーを調べてなければなりません。
Vistaと8に関しては、数量が少なかったのですが、
それでも4種類合計で30以上のライセンスキーを調べなければなりませんでした。
ボリュームライセンスなら、こんな作業は必要ないのに・・・
もしくは、購入時にライセンスキーを控えておきなさいということなのでしょう。
無事に何事もなく、ライセンス調査は終了しましたが、
結構面倒ではありました。
ただ、書いてあることがわかりにくかったり、意味が理解できなかったりしたこともあり、
やり取りは何回かありました。
最後にMicrosoft社よりSAMツールの案内がありました。。。
2014年10月13日月曜日
Baidu-imeが世間をさわがせました
昨年末に中国製の日本語入力ソフトBaidu-imeが、入力した情報を外部に送信していたというニュースが世間を騒がせました。
官公庁、大企業でもかなり情報を送信していたという記事を私も目にしました。
当社ではパロアルトネットワーク社製のファイアウォールを採用していて、
年末のバージョンアップ後にBaidu-imeが識別できるようになりました。
やはり当社でも数箇所のPCからそれが外部に対して送信したログが残っているのが、発見されました。
調べてみると、インストールされたのはいずれも2013年10月ごろで、
フリーソフトをインストールした際に一緒に入り込んでいたようでした。
ITの管理者としてこういったことは事前に防がなくてはいけませんが、
まだ新しいソフトの場合は、ファイアウォールで識別し、止めるのは
非常に難しいことです。
あるニュース記事の中でIT管理者が今後どうするべきかと言う
ことが書いてありました。
・クラウドやフリーソフトをインストールしたり、会社に無断で使うのは非常に便利だからつい使ってしまう。
・IT管理者としては、会社で用意するべきものはフリーのものを使うのではなく、しっかり用意してあげる。
といったようなことが書いてあったと記憶しています。
わざわざ、フリーソフトを使用しなくてもいい環境を整えてあげること。
どうしてもそういったツールを使いたい場合は、サンドボックス環境などを構築して、確認してから使用するなどの方法をとるのが、ひとまずは対策でしょうか?
本当に最近はセキュリティに関する問題が多く、頭を悩ませることが多くなりました・・・
官公庁、大企業でもかなり情報を送信していたという記事を私も目にしました。
当社ではパロアルトネットワーク社製のファイアウォールを採用していて、
年末のバージョンアップ後にBaidu-imeが識別できるようになりました。
やはり当社でも数箇所のPCからそれが外部に対して送信したログが残っているのが、発見されました。
調べてみると、インストールされたのはいずれも2013年10月ごろで、
フリーソフトをインストールした際に一緒に入り込んでいたようでした。
ITの管理者としてこういったことは事前に防がなくてはいけませんが、
まだ新しいソフトの場合は、ファイアウォールで識別し、止めるのは
非常に難しいことです。
あるニュース記事の中でIT管理者が今後どうするべきかと言う
ことが書いてありました。
・クラウドやフリーソフトをインストールしたり、会社に無断で使うのは非常に便利だからつい使ってしまう。
・IT管理者としては、会社で用意するべきものはフリーのものを使うのではなく、しっかり用意してあげる。
といったようなことが書いてあったと記憶しています。
わざわざ、フリーソフトを使用しなくてもいい環境を整えてあげること。
どうしてもそういったツールを使いたい場合は、サンドボックス環境などを構築して、確認してから使用するなどの方法をとるのが、ひとまずは対策でしょうか?
本当に最近はセキュリティに関する問題が多く、頭を悩ませることが多くなりました・・・
2014年10月12日日曜日
64bitWindowsのAdobeCS3対応について
当社ではしばらくWindows7 32bit版を使っていましたが、PCを購入している元がけっこう頻繁にメモリ倍増のキャンペーンをしていることや、さすがに4GB以上のメモリを入れることもあるだろうと、64bit版を購入し始めました。
すると、問題が。
Illustratorがちゃんと動かない!
Acrobatがインストールできない!
Adobe社のHPで確認すると、そもそもCS3はWindows7がサポート対象外...
でも、32bitを使っているユーザーは動くのだから何とかなるはず...
いろいろ調べたものをまとめてみました。
・Acrobatのインストール
インストール中に「AdobePDF.dllが必要です」と表示される。
メディアの中に入っている「AdobePDF.dll_64」というファイルを探し、
「AdobePDF.dll」に変更し、このファイルを参照してあげればOK
http://helpx.adobe.com/jp/creative-suite/kb/231402.html
・ソフトウェアで動作がおかしい。
「スタート」→「すべてのプログラム」等でそのソフトのアイコンを探し、右クリック→「プロパティ」
「互換性」タブで「互換モードでこのプログラムを実行する」→「Windows Vista(Service Pack 2)を選択
これで問題がなくなるようです。
すると、問題が。
Illustratorがちゃんと動かない!
Acrobatがインストールできない!
Adobe社のHPで確認すると、そもそもCS3はWindows7がサポート対象外...
でも、32bitを使っているユーザーは動くのだから何とかなるはず...
いろいろ調べたものをまとめてみました。
・Acrobatのインストール
インストール中に「AdobePDF.dllが必要です」と表示される。
メディアの中に入っている「AdobePDF.dll_64」というファイルを探し、
「AdobePDF.dll」に変更し、このファイルを参照してあげればOK
http://helpx.adobe.com/jp/creative-suite/kb/231402.html
・ソフトウェアで動作がおかしい。
「スタート」→「すべてのプログラム」等でそのソフトのアイコンを探し、右クリック→「プロパティ」
「互換性」タブで「互換モードでこのプログラムを実行する」→「Windows Vista(Service Pack 2)を選択
これで問題がなくなるようです。
2014年10月11日土曜日
初めまして!
はじめまして!
このブログを見てくださりありがとうございます。
私は社内システムエンジニアとして社内のネットワークの管理・設計、社員が使うPCの整備・サポート、システムの設計・管理などを行っています。
このブログではそんな経験や出来事などを記録していきたいと思います。情報を共有化して、みなさんのお役にたてればと思います。また、雑記的なメモとしても使用させていただいてます。
また、アドバイスなどあればコメントしてくださると助かります!
このブログを見てくださりありがとうございます。
私は社内システムエンジニアとして社内のネットワークの管理・設計、社員が使うPCの整備・サポート、システムの設計・管理などを行っています。
このブログではそんな経験や出来事などを記録していきたいと思います。情報を共有化して、みなさんのお役にたてればと思います。また、雑記的なメモとしても使用させていただいてます。
また、アドバイスなどあればコメントしてくださると助かります!
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