2014年10月18日土曜日

FileMaker ServerのWindows Azure上でのトラブル

素早くしかも自分で簡単に展開できるクラウドサービスとして注目のWindows Azureですが、
FileMakerユーザにとっても非常に有益なサービスです。

しかも、日本データセンターが登場したことによって、ファイルの移動等も早くできるようになり、
リモートデスクトップを使えるので便利です。

もともとテスト用にFileMaker12Serverを使っていましたが、
このたび、FileMaker13のテストを兼ねて、新しい仮想マシンをWindows Azure上に立ち上げ、
運用することにしました。

本番サーバーのこともあり、

OS:Windows Server2008 R2
サイズ:S(1コア、1.75GBメモリ)

で展開することにしました。実際、FileMaker12は「S」で十分動いていました。

しかし、なんということか。




Java Web Publishing Engine process has terminated abnormally.


というエラーでWeb公開エンジンが起動しないというトラブルに見舞われました。
このメッセージを検索しても、よく分からず。

Web公開エンジン系のトラブルは、メモリが少ないと起きるような感じのことがあるようで、

サイズをSからM(2コア、3.5GBメモリ)に変更しました。

しかし、これだけでは治らず。

再度、Adminconsoleからサーバを展開しなおさないと治らないようでした。

展開しなおすと、大丈夫でした。

FileMaker12では動いていたのに、やはり13でWebDirectに変更されたため、
大きなメモリを使うようになったことのトラブルなのでしょうか。

12と13の大きな違いはそれでしょうから、そうなのだと思います。

「M」って結構、値が張るんです。

※このトラブルから数か月後に同じサイズで仮想マシンを作りなおしてみましたが、大丈夫でした。。。