2014年10月30日木曜日

FileMakerとPHP

こんにちは!

今日はFileMakerとPHPについて書いてみたいと思います。

FileMaker ServerにはWeb公開という機能があり、FileMaker Proで作成したデータベースをブラウザなどで閲覧できるようにすることができます。

手軽にできるが接続ライセンスが必要なWebdirectや接続ライセンスの必要のないPHP向けのAPIが用意されています。

PHPは動的にホームページなどを作成するためのスクリプト言語で、動的に動くサイトではよく使われ、習得も比較的しやすいといわれている言語です。

有名なところではCMS(ブログなどによく使われる)のWordPressがあります。

FileMaker API for PHPはPHPからFileMaker Serverへアクセスし、データを取得するためのPHPの機能を提供しています。

私は昨年くらいから本格的にFileMakerとPHPに取り組んでいます。

社内の掲示板や、ドキュメントを保存するストレージのインターフェイスなどをこの機能を使って作成したりしています。

何と言ってもPHPが接続するデータベースとしてFileMakerを選ぶ理由は開発工数が減ることです。

通常、PHPに接続するデータベースはMySQLなどを使います。
PHPでコーディングするものには大きく分けて二つあり、ユーザが見る画面と、管理者が見る管理画面があります。

MySQLなどを使う場合はユーザが見る画面と、管理画面とをPHPで書くことになります。
また、データを一括で処理したいなどの処理もPHPで書きます。

FileMakerの場合ユーザが見る画面はPHPでもちろん書きますが、管理画面はPHPで書く必要がありません。FileMaker Proを使って作り、データを操作できます。

PHPでは複雑になるコーディングもFileMakerのスクリプトを使うことも可能なので、開発がすごく楽になります。

FileMakerである程度開発経験のある方なら、FileMaker社が提供しているドキュメントを見るだけで結構使いこなせたりします。

私はこのPHPとFileMakerの組み合わせが結構使えるのではないかと考えています。

いろいろと作ってみたいアイディアがありますので、機会があれば紹介できればと思います。