2016年7月18日月曜日

Windows10とFileMaker Server15

こんにちは!

今回のテーマは「Windows10とFileMaker Server15」です。


ファイルメーカー社のサイトではWindowsのクライアントOS(Windows7、Windows10」がサポートするOSから姿を消しています。

Windows10にはFileMaker Server14をインストールすることはできませんでした。

FileMaker Serverを業務システムを多数動かし、がっつり業務で使うようになると、本番環境のサーバーではテストをすることが難しくなってきます。

こういったときに、テスト環境としてWindowsのクライアントOSにFileMaker Serverが入れられたら便利でしょうと思っていました。

FileMaker Server15が発売されましたが、試しにWindows10 Proに入れてみたら、問題なくインストールすることができ、問題なく動いています。

ちなみに、クライアントOSのエディションはPro以上でしかIISを利用できないので、インストールできないはずです。

※ただし、メーカーのサポート外なので、自己責任になります。

追記-------------------

現状、Windows10のインストール方法として、下記の2つの方法があると思います。

1) Windows7、8から無償アップグレードでWindows10に

2) Windows10をクリーンインストール(プレインストールされているものを購入など)

今回ここで紹介したのは1)の方法でWindows10にした場合でした。

先日2)のマシンで試したところ、Application Request Routing(ARR)の手順で止まってしまいました。

手動でARRをインストールする方法がこちらに紹介されていますので、これでいける可能性がありますが、まだ試していません。

試す機会があればまた追記したいと思います。

2016年7月12日火曜日

マージ変数を使おう

こんにちは!

以前マージフィールドを紹介しましたが、
今回は「マージ変数」というものを紹介したいと思います。

名前から想像できる通り、変数が関係あります。 

グローバル変数の内容をレイアウト上に表示する機能が「マージ変数」です。

例えば、レイアウト上に「○○の検索結果を表示しています」というように

検索ワードを表示する場合などに使用できます。

検索用スクリプト



スクリプトの内容としては、検索ワードとして使用するグローバルフィールドの内容を変数に格納します。
その後、検索を行っています。


※ちなみに今回の例ではグローバルフィールドを使用していますので、変数に格納して使用しなくても、マージフィールドとしてフィールドを設定しても表示されます。

レイアウト


レイアウトモードではこのようになっています。<<$$検索ワード>>と入力すると、変数をレイアウト上に表示できるようになります。


実際に検索を行ってみると、このような形で表示されます。

今回のように検索結果や、表示されているレコード数はもちろん、「○○が未処理です」のように、ソリューション上でしなければならないことを表示して、ユーザーに知らせることも可能です。

前回のマージフィールドと同じように非常に便利な機能です。