2015年5月19日火曜日

FileMaker Pro+Goで行う在庫管理システムを作ってみる Part3

FileMaker Pro+Goで行う在庫管理システムを作ってみるの第3弾です。

以前の記事はこちら↓

FileMaker Pro+Goで行う在庫管理システムを作ってみる Part1

FileMaker Pro+Goで行う在庫管理システムを作ってみる Part2


※FileMaker14が登場しましたので、FileMaker Pro 14での操作画面になりますが、基本は12でも13でも変わりありませんので、よろしくお願いします。

これまで+これから

前回までは、テーブルを作成し、フィールドを定義してきました。今回はリレーションを定義していきたいと思います。

リレーションシップの基本

リレーションシップの基本はこちらを参照していただくか、書籍などにも記載がありますので、詳しくは取り上げません。

しかし、一つ気を付けておいた方がいいことがあります。

通常のソリューションの作成として、「テーブル・フィールド作成」→「リレーション作成」→「レイアウト作成」→「スクリプト作成」という大きな流れがあると思います。

しかし、ガッツリこの流れで行うとリレーションマップが複雑(増えすぎ)てしまうということがあります。

「テーブル・フィールド作成」→「リレーション・レイアウト作成」→「スクリプト作成」というように、リレーションを作りこまずに進める方が、うまくいくケースが多く、リレーションが割とシンプルになってきます。

とはいっても、今回はそれほど複雑なものでもないので、リレーションを定義していきたいと思います。


一つだけリレーションを作成しました。とりあえずこれだけです。このリレーションは、在庫数を計算するためのものです。



また、フィールド定義を変更しました。

「現在庫数」として、図のように計算式を入れました。

Sum ( 入出庫管理マスター::入庫数 ) - Sum ( 入出庫管理マスター::出庫数 )

※「商品名」というフィールドを追加しました。

ちなみに、この「現在庫数」は非保存のフィールドになるので、レコード数が増えてくると重くなってくる可能性があるので、その時は考えなくてはいけないかもしれません。

次回はレイアウトを作成してきます。

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