2014年12月19日金曜日

DevOpsとFileMaker

DevOpsって?

DevOps(デブオプス)とはDevelopment(開発者)とOperations(運用者)が連携して、システム開発を行っていくもので、今注目のキーワードです。

しかし、DevOpsとは具体的になんなのかということは、はっきりと決められていません。

一つ言えるのは、従来のウォーターフォールのような、初めに書類でシステムをどう作るかをやり取りし、GOが出たら、変更できないという問題点を何とかしようという動きであるということは分かります。

おおまかには通常、開発を委託する場合、委託側が提案依頼書を作成し、「こんなシステムを作ってほしいと考えているんだけど」と内容を明らかにします。

その提案依頼書やヒアリングなどをもとに、要件定義書を作成し、開発に取り掛かっていくことになります。また、大方はこの時点でかかる費用が見積もられます。

しかし、この段階では、委託側では実際に出来上がってくるのを見ることができません。

それゆえ、システムの全容が委託側で見られる頃には「イメージと違う」といったことが起きます。

また、運用後となって、「こうじゃなかった」と気づいても後の祭りということもあります。

その後の改修には追加の料金を取られることも多くあります。

大企業で、調達に慣れている専門の部署があれば、こういった問題になることは少ないかもしれませんが、中小企業には難しいところでしょう。

DevOpsとFileMaker

FileMakerでは、柔軟な開発を行うことが可能です。

ヒアリングによって情報をもとに、プロトタイプを作成し、見てもらう。

それをもとに、意見を交換し、次のバージョンを作成し、また修正。

運用開始後も、運用部門からの意見も聞きながら、直していく。

ニーズの変化があれば、すぐに直す。

といったフローが可能なのがFileMakerの特徴です。

これによって、開発者と運用者が連携し、運用者がイメージした、実際の業務を行う上で便利なソリューションを作成することが可能になるわけです。

運用しながら、直せる、DevOpsとFileMakerは親和性の高い組み合わせといえるのでしょう。

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